内容☺︎
「生きる」──その理(ことわり)を知るは唯一。
琅燦(ろうさん)は、黄海に暮らす娘。戴(たい)国(こく)から訪れた男は、妖獣を狩ることを生業(なりわい)とする民の逞しさを知る。琅燦にとっては、男が語る国や政(まつりごと)が標(しるべ)となる──運命の邂逅(であい)を描く「異邦の客」。
神獣たる麒麟は血の穢れを受けてはならぬもの。義をもってのこととて、人を殺めた泰(たい)麒(き)に生きる道は赦されぬのか──
表題作「幽冥の岸」ほか、命と対峙し、生きる意味を問う4編。
感想☺︎
待望の『十二国記』シリーズ最新作が読めて嬉しい!
十二国記シリーズは、登場人物や国がたくさん出てくるので、久しぶりに読むと「これ、誰だっけ?」となることも。今回も「あれ、この人どんな人だったっけ?」と思い出しながら読み進めるところがありました(笑)。
それでも、私は戴国の話が好きなので、戴国の人たちがたくさん登場してくれるのが嬉しかったです!
十二国記って、読んでいると「ちょっと暗いな……」と思う展開も多いのですが、それでも不思議と続きが気になって、どんどん読み進めてしまいます。
登場人物たちが置かれている厳しい状況や、それぞれの思いに引き込まれていくうちに、いつの間にか十二国記の世界にどっぷり。
独特の世界観や、国同士の関係、人々の生き方など、読み始めると現実を忘れてその世界に入り込めるところが十二国記の魅力だなと思います。
久しぶりに十二国記の世界に戻ってこられたことも嬉しかったし、やっぱりこのシリーズ好きだなー!と思える一冊でした。


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