内容☺︎
柊一は友人らとともに山奥の地下建築で夜を越すことに。だが、地震によって出入り口はふさがれ地下水が流入し始める。そして、その矢先に起こった殺人。だれか一人を犠牲にすれば脱出できる。生贄には、その犯人がなるべきだ。-犯人以外の全員が、そう思った。
本格ミステリー界に新風を吹き込んだ雄編。週刊文春ミステリーベスト10(週刊文春2022年12月8日号)国内部門、MRC大賞2022、1位。
感想☺︎
読み始めた瞬間から物語にぐっと引き込まれ、一気に読み進めてしまいました。
閉ざされた空間で起こる事件の緊張感はもちろん、犯人が誰なのかまったく予想がつかず、最後までハラハラしっぱなしでした。また、この状況の中で「誰が助かり、誰が残るのか」という問題もあり、登場人物たちの選択や心情に目が離せませんでした。
読み進めるほど謎は深まり、結末がどうなるのか気になってページをめくる手が止まりません。そして迎えたラストは、まさに予想外。自分の考えていた展開とはまったく違い、大どんでん返しという言葉がぴったりの結末でした。
ミステリーが好きな方はもちろん、「最後に驚かされたい!」という方にもぜひ読んでほしい一冊です。読み終えたあと、思わず最初から振り返りたくなるほど面白い作品でした。



コメント