内容☺︎
「双子3歳4カ月、長男1歳10カ月。
今振り返っても、よくまあ連れていったと思う。
あのときの私はなぜか、行こう! と思ったのだ。
なんだか、行きたいと思ったら止められなかったのだ。
結果、行ってとても良かった。風通しが良くなったのだ。
まさか、最初に行ったあのときは、
本当に住むことになるとは全く思っていなかったけれど」
パリに引っ越すきっかけとなった、3人の子供たちとの3回の旅。
ベビーカーは2台で、飛行機に乗るだけでもひと騒動!
博物館に恐竜を見にいったり、ルーヴル美術館に行ってみたり、思い出の公園で遊んだり。
パリに滞在するなかで、子供たちの思いがけない成長を感じ、育児スタイルを考えなおすきっかけにもなった。そんな子連れ旅の楽しさと大変さをビビッドに描く、軽やかな日記エッセイ!
巻末には、杏が訪れた場所やおすすめのごはんを紹介する「杏のパリ案内」を収録。
感想☺︎
3人の子どもを連れてパリで過ごすというだけでもすごいのに、最初に訪れたときは下のお子さんがまだ1歳だったと知り、その行動力に驚きました。知人のお宅に滞在させてもらえる環境があったとはいえ、異国の地で小さな子どもたちを連れて生活するのは大変なことだったと思います。
子連れ旅ということもあり、観光名所や華やかなレストランを巡るというより、公園や日常の風景が多く描かれています。その様子を読んでいると、「観光する」というより「暮らすように旅する」という言葉がぴったりだなと感じました。
一方で、お子さんが言ったことや日々のやり取りについてのエピソードは、正直あまり興味を持てない部分もありました。それでも、子どもたちと過ごす毎日の積み重ねが旅の中心になっていて、子連れ旅ならではのリアルさが伝わってきます。
華やかなパリ観光のガイド本とは違い、現地で生活するように過ごすパリの姿を垣間見ることができる一冊でした。子どもと一緒だからこそ見える景色や楽しみ方があり、のんびりとした空気を感じながら読むことができました。



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