『太陽の坐る場所』それぞれの思惑が交錯する、重たくも続きが気になる物語

小説
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太陽の坐る場所 (文春文庫) [ 辻村 深月 ]
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内容☺︎

高校卒業から十年。

元同級生たちの話題は、人気女優となったキョウコのこと。

クラス会に欠席を続ける彼女を呼び出そうと、それぞれの思惑を胸に画策する男女たちだが、一人また一人と連絡を絶ってゆく。

あの頃の出来事が原因なのか…?

教室内の悪意や痛み、十年後の葛藤、挫折そして希望を鮮やかに描く。

感想☺︎

登場人物それぞれの個性がなかなか強くて、学生時代ってこんな感じだったかな?と、自分の学生時代とのギャップを少し感じながら読み進めました。

登場人物たちは、それぞれ周りの人を見下していたり、相手と自分を比べていたり。読んでいると、なんだか重たい気分になることも……。

学生時代って、もっと単純に友達と楽しく過ごしていたイメージがあるけれど、実際には人間関係の中でいろいろな感情が渦巻いているものなのかもしれません。

それぞれの思惑や感情が描かれているので、読んでいて気持ちが明るくなるような作品ではないけれど、不思議と続きが気になる!

途中には「そういうことだったの!?」と驚く展開もあり、最後まで集中して読むことができました。

登場人物たちに共感できるかどうかは別として、それぞれが何を考え、どんな思いを抱えているのかが気になって、どんどん読み進めたくなる作品でした。

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