内容☺︎
これぞ決定版!
圧倒的な筆力で描き出す、迫真のノンフィクション!!
さびれた商店街でくすぶってた青年が「ユニクロ」という金の鉱脈をつかむまでの苦闘。
SPAへの挑戦。東京進出とフリースブームの到来。
集まる仲間たちと、古参社員との別れ。
苦戦する海外展開。ブラック企業批判。
そして、情報製造小売業への進化。
柳井正と、その夢に惹かれた同志たちの長き戦いをリアルに描き出す。
感想☺︎
子どもの頃からずっと身近にあった「ユニクロ」。
安くてシンプルで、どこにでもある——そんなイメージしかなかった私にとって、杉本貴司さんの『ユニクロ』という本は衝撃でした。
この本は、ユニクロを外からの視点でとても丁寧に描いたノンフィクション。
だからこそ、冷静に客観的に読むことができ、「ユニクロって、こんなふうに成長してきたんだ」と素直に受け止められました。
驚いたのは、ユニクロが一時は“ブラック企業”と批判されていた時期があったこと。
その裏には、想像以上の試行錯誤や戦略、そして経営者の強い意志があったんだなと感じました。
良いことだけではなく、挫折や批判もきちんと描かれていて、読みごたえがありました。
504ページとかなり分厚めの本なのですが、不思議とまったく飽きず、最後までスラスラ読めました。
ユニクロ好きな人も、経営やビジネスに興味がある人にも、おすすめの一冊です!

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