信念を貫く力に心を打たれて──『裸でも生きる2』を読んで

エッセイ


内容☺︎

国際援助の矛盾をほおっておけず、バングラデシュに単身乗り込み、途上国発ブランド「マザーハウス」を創造する、感動の軌跡を綴ったノンフィクション続編。出版以降、学生、社会人ほか全国から「人生を見つめ直した!」「夢へ一歩踏み出した!」など感動の声が寄せられた。次なる挑戦の地はネパール。夢を実現するために歩みを止めず、さまざまな問題を突破していく姿に勇気が湧いてくる!

感想☺︎

前作をかなり前に読み、とても感動したことを覚えています。

今回、続編があることに気付き、迷わず手に取りました。

著者が新興国で1年のうち7割近くを過ごしているということに、まず驚かされました。

脅迫の電話がかかってくるような危険な状況でも、諦めずに前へ進み続ける姿には、本当に頭が下がります。

「可哀想だから買うのではなく、良いと思って買ってもらいたい」――というような考え方が、とても素敵だと思いました。

相手を“支援の対象”ではなく、“ビジネスパートナー”として見つめる姿勢に、深く共感しました。

前作を読んでから街を歩いていると、マザーハウスの店舗が増えていることに気付きます。

ブランドがどんどん成長していくのを実感しながら、本を通してその背景にある努力と信念を知り、さらに感動しました。

多くの方にぜひ読んでほしい一冊です。

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